ウクレレの左手の押さえ方
ウクレレの弾き方で、基本ともいうべきなのが左手の押さえ方。
右手でストロークをする際に、左手は特定の弦「コード」という和音を押さえます。
良く譜面で、G7やCなどのアルファベットが書いてあるのがコードです。
例えば、左手で1弦3フレットを押さえるとCコードになりますね。(図では右から1弦)
フレットというのは、フレット・バー間のあいだをフレットと言い、ここを押さえます。
そして、ヘッド側から1フレットと言うように、ボディーに向かって行くにしたがって数字が大きくなります。また、何も押さえない時には、0フレット、もしくは開放弦と呼ばれています。
また、この時に左手の親指はネックの裏側を軽く支え、上に出過ぎないように気をつけましょう。
左手でウクレレの弦を押さえる時のコツとしては、押さえる位置は、フレットの中央ではなく、フレット・バーの近くを押さえるようにすると音がぶれることなく、しっかり響くようになります。
また、指が寝ていると他の弦に触れてしまい、さわっている他の弦の音が出なくなるので指はしっかり立てるようにします。その為、爪は短めに切っておくと良いです。
ウクレレを始めたばかりの初心者の方なら、最初は指が痛くなることもあるかもしれませんが、次第に弾いているうちに指の皮膚が硬くなってきて、痛みがなくなってくるでしょう。
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