ウクレレの弦について
大抵は、ウクレレ購入時には弦が既に張ってありますが、それぞれの弦を触って見ると弦の太さや順番に違いがあります。
1弦よりも2弦は太く、2弦よりも3弦が太いので音程は低くなり、3弦よりも4弦は細いので音程が高くなります。
これが一般的なソプラノ・ウクレレの弦の張り方です。
また、4弦に太い弦を張る「ローG」と呼ばれる張り方もありますが、これはギター感覚でメロディーを弾くことの出来る方法です。
このように弦には太さなど違いがあるので、楽器店で弦を購入する時は2通りの買い方があるでしょう。
しかし、通常のセットの弦は普通の3弦よりも4弦は細いセットで販売されており、ウクレレの弦をバラでで売っていることは殆どないので、ふつうに買えば大丈夫でしょう。
価格も様々で400円から1000円くらいまでありますが、好みの問題もあるでしょうが、安いもので十分に使えます。できれば、備えのために2セットくらいは常にあると安心ですね。
また、ウクレレの弦には透明弦、白弦、黒弦、巻き弦4種類あります。
巻き弦のみ材質がスチールで、後はすべてナイロンです。値段がやすくポピュラーなのが、透明弦と黒弦です。
音の違いもあるので、色々試してみて、自分の好みで決めれば良いと思います。
ウクレレの弦の交換時期は、ギターほど切れることも少ないですし、ナイロンなので錆びることもないので、3か月に1回くらいのペースで全部の弦を交換する程度で十分です。
あまり気にしない人なら、1年くらい交換しなくても大丈夫ですが、ナイロン弦は多少ブレットに触れる方が削れていくので、それに気づいたら弦の交換時期です。
なお、弦楽器には細さと太さ、ハリ、弦の長さで音の色調を変えていくのですが、その扱い方によってハワイの雰囲気を出せたり、哀愁漂う雰囲気を出せたりします。
この基本ポイントを身につけることで、例え、あなたが心者であってもすぐにハワイアンウクレレの仲間入りが出来るでしょう。