ウクレレならでは弾き方(ストローク)
ロールストローク、トレモロストロークなど、ウクレレならではの特別な弾き方(ストローク)のテクニックがあるのをご存じですか?
これをマスターすれば上級者の演奏に近づくことが出来ます。
まず、ロールストロークとは、小指から5本の指で弦を順番に弾き下ろす弾き方です。
弦に当たるそれぞれの指のタイミングを少しずつズラして素早く弾き抜くようにすれば、「ポロロロ〜ン」というウクレレらしい音が鳴るんです。
弾き方は、指を軽く握った状態にして、小指から弾き始め、指の動きを素早く行います。
弾いた後には指同士の間を広げるようにします。
小指、薬指、中指、人差し指は弦をはじくように弾き、あまり手首を使わないようにして下さい。
また、指は弦を順番に弾いていきますが、一つの音符を全部の指で弾くイメージで行うと良いです。
そして、最後に親指で弾きますが、これが本来の音符のタイミングになるように弾きましょう。少し早めのタイミング弾き始めるとちょうど良いでしょう。
一方、トレモロストロークは、ダウンとアップストロークを交互に素早く繰り返し、継続して音を鳴らす弾き方です。
ですが、リズムにのせて弾くのではなく、かき鳴らすように弦を弾きます。
人差し指は、弦に負けない程度に軽く力を入れ、腕はあまり動かさないようにします。
すばやく手首を回転させるのがコツです。
曲の終わりなどに使うと、迫力が増すので効果的でしょう。
このように、ウクレレは弦のはじき方や弾き方にも様々なテクニックがあり、更に弾く場所によっても音の雰囲気を変えることができます。
この津村泰彦のウクレレDVD講座では、より優しい音色を奏でるための弦をはじくポイントを紹介してあるので、この機会に学べば上級者の演奏に近づくことが出来るようになれ、より楽しめるでしょう。